Labour Dayとは?

10月4日はLabour Day

“Labour Day” はオーストラリアで“8時間労働の日” と呼ばれており、国民の祝日となっています。日本語では「勤労感謝の日」と訳されますが、オーストラリアでは、「労働者の日」と呼ばれています。

 

Labour Dayの始まり

1856年にオーストラリアでLabour Dayが制定され、150年以上の歴史を持つ祝日です。
始まりは1800年代後半、当時の労働者は1日12〜16時間の労働を強いられており、多くの労働者が条件の改善を訴え始めました。イギリスの社会主義者Robert Owenの888運動労働8時間、レクリエーション8時間、休息8時間(8 hours to work, 8 hours for recreation and 8 hours to sleep」という提唱に、労働者はデモ行進やストライキを繰り返し、雇用主と戦いました。
 
その後、1856年4月21日にメルボルンでようやく雇用者からの同意を獲得し、労働者の社会的・経済的立場が認められ、Labour Dayが制定されました。
現代のLabour Day

世界中で制定されているLabour Dayですが、「労働者が公正な労働条件を確保した重要な日」として毎年至るところでイベントが開催されます。同日のパレードは、過去、労働者と組合によって成し遂げられた大きな成果を称えるものです。